「兄の分まで生きる」77歳・小林重雄さんの物語が、10分の動画で伝わった理由

長野県在住、77歳の小林重雄さんは、健康長寿100歳実現サポーターとして全国を駆け回ってきました。「128歳まで生きる」が口癖です。その半生をまとめた感動ムービー®の公開記念ライブには、最大18名が集まりました。

コロナ禍で見えてきた、対面に頼った活動の限界

小林さんは東洋療術士として40年近く活動し、全国のJA(農協)が主催する「100歳健康寿命プロジェクト」のサロンで、高齢者に向けて水の飲み方や食事の整え方を伝えてきました。

ところがコロナ禍で対面のイベントが続けて中止になります。オンラインに切り替えようとしても、サロンに通っていた高齢の方々の多くはZoomを使えません。小林さんは「あのズームなんか見れない人が多いから、なかなか直接お伝えできない」と振り返ります。

声を届けたい人に、声が届かない。これが小林さんの抱えていた課題でした。

人柄を伝える動画という選択

そんな中、以前から仕事をともにしてきた糸助から、人生をイラスト動画にする「感動ムービー®」の提案がありました。小林さんがどんな出来事を経て今の健康法に行き着いたのか、その背景を10分間に描く企画です。

当社はこれまで200回以上のセミナーを通じて、2,500名以上の方々とお話してきました。その中で見えてきたのは、伝えたい内容そのものよりも、伝える人の人柄が伝わったときに、初めて言葉が届くという事実です。動画は文字の約5,000倍の情報量を伝えられるといわれています。

小林さんの場合も、健康法を語るだけでは伝わらなかったものがありました。幼い頃から、脳性麻痺の兄を支えながら育ってきたという背景があります。高校1年の春には慢性腎炎で倒れ、医師に運動を禁止された経験もあります。これらの出来事は、本人が話してもなかなか伝わりにくい部分でした。それを描いたのが、今回の感動ムービー®です。

公開記念ライブで起きたこと

2026年6月、感動ムービー®の公開記念ライブが開かれました。配信が始まった直後は数名だった視聴者は、見る間に増えていきます。

ライブの中で小林さんは、高校時代の出来事を自らの言葉で語りました。「体育の授業で倒れて、慌てて病院に行ったら、慢性腎炎でドクターストップ。一番遊びたい時期に、何もできなくなったんです」。それでも酒もタバコもやらない生活を続け、3年後には病気が完全に治っていたといいます。「その時の病気が、今の健康を支えている原点だと思っています」。

視聴者からは「動画とても見やすくわかりやすかったです」というコメントが届きました。人柄に触れてファンになったという声を寄せた視聴者もいます。最終的に視聴者は最大18名となり、ライブの様子はシェアによってさらに広がっていきました。

「128歳まで生きる」という言葉に込められた理由

小林さんが語った言葉の中で、印象的だったのが「兄の分まで、私は健康でなきゃいけない」という一言です。目の不自由な兄を支えて育った経験から、自分の命と健康を当たり前のものとは考えず、大切に積み重ねてきました。

水分のとり方や歩幅を広げた歩き方、味の濃さを控えた食事など、どれも特別なことではなく、日々続けてきた小さな習慣だと小林さんは話します。「足し算より、引き算。悪いことをしないというのが、健康の基本なんです」。

感動ムービー®の公開を経て、小林さんの言葉は単なる健康法の説明ではなく、77年の人生に裏打ちされたメッセージとして、視聴者に届くようになりました。

これから、伝えていきたいこと

ライブの最後、小林さんはこう語りました。「健康というと特別なものだと思われがちですが、日常のことを普通にやればいい。それだけなんです」。

今後はFacebookグループやLINEを通じて、水の飲み方や運動の仕方といった各論をより詳しく発信していく予定だといいます。小林さんは健康のことだけでなく、人との付き合い方についても触れていました。「相手に自分と同じであることを求めない。違うから面白い。人生は宝探しだと思えばいいんです」。

これは、当社が大切にしている「人は、理解し合うことで幸せになれる」という考え方とも、重なる部分があるように思います。


プロフィール 小林重雄様(77歳) ご利用サービス:感動ムービー®(動くお絵かきプロフィール) 東洋療術士・健康長寿100歳実現サポーターとして約40年活動。長野県を拠点に、全国のJA(農協)主催の健康サロンで高齢者向け講座を担当。座右の銘は「128歳まで生きる」。

この記事を書いた人
感動ムービー編集部(株式会社感動ムービー)
公開日: 2026年6月25日 / 最終更新日: 2026年6月19日

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