人生が動いた、5日間。理学療法士37年・医学博士が「感動ムービー®」に込めた、自分への問い

「動画を公開してから5日で、旦那が話しかけてきたんです。あの人が、自分から」

そう話す大浦よき子さんの顔には、驚きと照れが混じっていました。熊本県在住の理学療法士・医学博士として37年のキャリアを持ち、現在はピラティスの普及活動にも取り組む大浦さん。感動ムービー®の制作を終えたのは、ちょうどご自身の誕生日のことでした。

「たった5日で、人生で一番大きな変化が起きた気がします」

その言葉の重さは、37年という歳月の重さと同じかもしれません。

「自分が何をやりたいのか、まとまりがつかなくて」

大浦さんが感動ムービー®の制作を申し込んだのは、もともとご自身の専門分野である「回想法」との近しさを感じたからでした。

「回想法というのは、過去の記憶を振り返ることで心理的な安定や脳の活性化を促す治療法なんですね。感動ムービー®もその流れに似ているなと感じて、お願いしました」

ただ、いざ制作が始まると、思わぬ壁にぶつかります。37年分のキャリアと経験があればあるほど、どこに焦点を当てればいいのかが見えにくくなっていました。

「自分が何をやりたいのか、自分の使命や役割はどこにあるのか。そういうところが自分ではまとまりがつかなくて。頭の中がずっと混沌としている感じでした」

制作の入口では、初回のヒアリングが1時間半にわたりました。理学療法士としての立ち上げ経験、大学院進学、医学博士取得、ピラティスとの出会い。語るべきことは山ほどあるのに、それをどうひとつのストーリーにするかが見えていなかったのです。

生まれた時からの写真を全部引っ張り出して

制作期間中、大浦さんはアルバムを丁寧に開き直しました。

「写真を全部引っ張り出してきて、どれを使おうかと見ながら…。文章もバタバタで作りながら、でもその過程で、自分の出生のことまで調べ直す機会になったんですよね」

幼い頃、熊本の旧家で育ったこと。明治生まれの祖父が地域で担っていた役割。そういった「自分の物語の源流」に触れ直す作業は、単なる資料集めを超えていました。

「ああ、そうだったなと思い出しながら、それが楽しくもあって。バタバタしながらも、発見の連続でしたね」

一方で、デリケートな部分をどこまで出すかという判断は、何度も話し合いを重ねる場面でもありました。現在進行形で動いている状況もあった分、「これは加えてほしい」「この部分は削ってほしい」という修正のやり取りも続きました。

「わがまま言ってましたよね(笑)」と大浦さんは笑いながら振り返ります。でも、そのやり取りこそが、納得のいく一本を生む過程だったのかもしれません。

ズームの中で、自分でも気づいていなかったことが言葉になっていった

大浦さんが制作を通じて驚いたのは、ヒアリングのやり取りの質でした。

「自分では全然まとまっていないんですよ、こんな感じとしか話せないんですけど、それを簡潔にポイントをきちっとまとめてもらえるので、すごいなって思いました」

また、「すごく喋りやすい雰囲気だった」とも言います。プライベートの話、大変だった時期のこと、当時の気持ち。1時間半、ひたすら言葉を出し続けられたのは、その場の安心感があったからでした。

「こんな1時間も私のどうでもいい話に付き合ってもらっていいのかな、と思ったくらい(笑)。でも全部話して、それがだんだん整理されていくのが分かりました」

ズームでの対話を重ねるうちに、「自分がやりたいこと」の輪郭がくっきりしてきます。9分19秒という尺の中に、37年分が凝縮されていきました。

動画が完成したのは、ちょうど誕生日だった

感動ムービー®が完成したのは、大浦さんのお誕生日当日でした。

「ちょうど完成が誕生日だったんです。だから記念にもなって。もうそろそろ定年を迎えるので、ファーストステージの締めくくりというか、そういう意味での記念にもなったかなと思って」

前半の人生を振り返る節目として、動画は公開されました。知人からは「よく分かった」「そういう話なかなかしないからね、いろいろあったんだね」という言葉をもらったそうです。普段の会話では語られることのない人生の深みが、9分余りの映像に宿っていたのです。

動画を自分で見返す体験も、大浦さんにとって想定以上のものでした。

「自分のムービーを見て、自分をもう一回振り返って、頑張らなきゃって思えた。作ってよかったな、と感じました」

公開から5日で、旦那さんが話しかけてきた

動画を公開した翌日、大浦さんには前から約束していた知人との面談がありました。そこで、いきなり大きな仕事のご縁が生まれます。それだけでも十分なミラクルでしたが、もうひとつの出来事が起きました。

「動画を見たとは一言も言わないんですけど、旦那が『話したいことがある』って言ってきたんです」

ご主人はこれまで、感情を表に出したり自ら話しかけてくることがほとんどなかったそうです。それが、動画公開から5日で変わった。

「フェイスブックでいろいろやってるよね、みたいなことを言うので、確実に見てるんですよ(笑)。見たよとは言わないけど」

ご本人も「偶然なんです、本当に」と笑いながら話していましたが、何十年分もの積み重なりが、9分の動画を通してそっと届いたのかもしれません。

「人生に迷っている方に、ぜひ作ってほしい」

感動ムービー®の制作体験を経て、大浦さんはこう話します。

「例えば人生に迷っているとか、何を自分がやりたいのかよく分かっていないという方は、ぜひ作っていただいたらいいと思います。作っていく過程で、だんだんクリアになっていくんです」

また、「ステージの節目に作る」という選択肢についても、実感を持って伝えてくれました。

「変化の連続ですものね。その都度、自分を棚卸しするチャンスになりますので。一度しかないかもしれないですけど、ぜひ一度、このムービーを作っていただければ本当に思います」

弊社ではこれまで、多くの経営者・専門家の方々に感動ムービー®を届けてきました。当社の調査では、動画は文字の約5,000倍の情報量を伝えられることが分かっています。そして何より、制作の過程そのものが、自分の使命を見つめ直す時間になるという声を、多くの方からいただきます。

大浦さんの5日間が証明したこと。それは、動画は発信ツールであるだけでなく、人と人をつなぐ「見えない手紙」になり得るということかもしれません。

プロフィール 大浦よき子さん(60代・熊本県在住) 感動ムービー®制作体験者

理学療法士として37年のキャリアを持ち、医学博士を取得。病院・介護老人保健施設・大学病院・大学など多様な現場に携わる。認知症予防や変形性膝関節症の予防をライフワークとし、現在はピラティスコンサルタントとして健康増進の普及活動に取り組む。大学での教育・研究と並行しながら、オンラインカフェの運営を通じて心と体のサポートを広げている。

この記事を書いた人
感動ムービー編集部(株式会社感動ムービー)
公開日: 2026年6月19日 / 最終更新日: 2026年6月17日

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