「混沌としてる」その一言から始まった。繊細さんの起業家が、自分のストーリーに出会うまで

「正直、最初は混沌としてました」

そう振り返るのは、宇宙エナジーヒーラーとして活動し、繊細さん(HSP)に向けたビズ講座を主宰している高橋葉奈さんです。今回、ご自身の人生ストーリーを動画にする「感動ムービー®」を制作され、その過程で起きた変化についてお話を伺いました。完成した映像を見て、ご本人が真っ先に涙したといいます。

自己紹介が苦手だった、繊細さんのエース

高橋さんは、感情が豊かで感受性が強い「繊細さん」と呼ばれる人たちのなかでも、外向性を併せ持つ少数派にあたります。三次元の世界に馴染みづらさを感じる繊細さんと、そうでない人たちの橋渡し役として、マンツーマンの起業サポートを行っています。

そんな高橋さんには、長年の悩みがありました。「自己紹介が苦手」というものです。「これは他の繊細さんの仲間に言っても、やっぱり自己紹介が苦手って言うんですよ」と高橋さんは話します。人生がいろいろな経験で満ちているからこそ、何から話せばいいのか分からなくなる。それが繊細さんに共通する感覚だったといいます。

ブランディングシートを前に、出てきた一言

感動ムービー制作は、まずブランディングシートの記入から始まります。高橋さんが提出したシートは、文字数にして1万6000文字。かなりのボリュームでした。

繊細さんは一つひとつの出来事を大切に、デリケートに受け止める性質があります。それが積み重なると、まるで迷路の中にいるような感覚になるそうです。高橋さんのシートを読んだ制作側の最初の感想も「混沌としてる」という一言でした。

「俺ほんと最初混沌としてた。この話どうやったらまとまるのだろうって」。そこからヒアリングを重ねるたびに、エピソードはさらに広がっていきました。一つの話を聞くと、また別の世界が見えてくる。そんなやり取りを繰り返しながら、最終的に1万6000文字は3000文字にまとまっていきました。

「出来上がってみればね、3000文字のそれだけと思うけど」。そう言われると、高橋さんは少し考えてから答えました。「そこに至る過程が、結構醍醐味なんですね。それを一緒に楽しめたっていうことで」。

言語化されて初めて気づいた、自分の中にあったもの

制作工程のなかで、特に印象に残っているのが音楽をつける場面だったと高橋さんは話します。

「私以上に、私のストーリーを理解してくれていて」。なんとなく違和感があるけれど、何が違和感なのか自分では言葉にできない。そうした感覚を制作側が言語化し、さらに音楽で表現してプロデュースしてくれたことに、高橋さんは強く心を動かされたといいます。

「これがプロデュースの力だと思う」。それぞれ感性も強み弱みも異なるからこそ、互いの力を発揮し合ってひとつの作品ができあがる。その過程そのものが、高橋さんにとって大きな発見だったようです。

自分の過去を解放する、セラピーのような時間

「これから作る方に伝えたいことはありますか」という問いに、高橋さんはまっすぐに答えました。「やった方がいい。すごいセラピー効果があって」。

自分のストーリーを振り返り、見返す機会はなかなかありません。高橋さんは制作のプロセスを通じて、いくつかのトラウマが表面化し、開放されていく感覚があったと話します。「自己受容とか、自己肯定感が絶対上がる」。

人は前を向いて生きていくために、過去のことを意識的・無意識的に封印してしまうことがあります。なんとなく過ごしてきた日々のなかにある意味に、改めて気づく瞬間がある。「どうでもいいと思ってたことの意味が、今ようやくわかりました」という声や、「バラバラだったことが一本の道につながりました」という声は、こうした制作の場でよく聞かれるものだといいます。

自分を開くことで、誰かの心も癒される

「この動画を発信するって、自分の過去をつまびらかにオープンにするわけじゃないですか」。高橋さんにとって、それは大きな勇気が必要なことでした。

一方で、完成した映像を見た人からは、思いがけない反応が返ってきました。「やっぱりこう、過ごしてきた部分っていうのは、その分かるから。人柄とか、経験してきたことっていうのがよく分かる」。どんな思いを持ってここまで来たのかが伝わることで、「安心できる」という感覚が生まれたそうです。

似たような生きづらさを抱えている人にとって、高橋さんのストーリーは自分自身の追体験にもなります。「わかる」と思った瞬間、その人のなかでも何かが動く。高橋さん自身が人生をひも解きながら制作したプロセスが、見る人の心も同時に癒していく。そうした連鎖が起きているようでした。

ビジネスとして、もうひとつの役割を持つようになった理由

高橋さんが主宰するビズ講座は、マンツーマンで寄り添うスタイルを徹底しています。「グループがダメなわけですよ。必ず落ちこぼれるグループができる」。繊細さんは受け取った刺激の処理に時間がかかるため、グループ指導のスピード感についていけないことが多いといいます。

「絡まったものを、出していいんだよって言って、出してもらって。これはああだよね、こうだよねって、ほどいてくれる」。受講生からは「なぜか絡まる」という共感の声が寄せられることもあるそうです。

そんな高橋さんが、感動ムービーをビジネスの一部としてだけでなく、もう一つの役割を持つものとして捉えるようになったのには理由があります。それは、自分の人生ストーリーを開示することそのものが、同じ悩みを持つ人への橋渡しになるという実感です。ファンを増やし、売上を伸ばすという本来の目的に加えて、人の心を癒すという副産物が確かに存在していました。

これから一歩を踏み出したい人へ

最後に、高橋さんはこれまでの道のりを振り返りながら、こんな言葉を残しました。

「勇気を出して飛び出してみた、自分で作り上げていく世界っていうのは、その世界の中でまた繋がっていく。そういった繋がりっていうのは、本当にあったかくて優しかったんですよね」

繊細さんによる、繊細さんのためのビズ講座。その背景には、自分自身のストーリーと向き合い、解放し、それを誰かと共有することで生まれる温かさがありました。一歩を踏み出すことへの迷いがある人にとって、その先にある世界は、思っているよりもずっと優しいものなのかもしれません。


プロフィール 高橋葉奈様(宇宙エナジーヒーラー) 感動ムービー®ご利用 繊細さん(HSP)に向けたビズ講座をマンツーマン形式で主宰。スピリチュアル領域での起業サポートを行いながら、自身も感動ムービー制作を通じて人生ストーリーを言語化し、発信活動を続けている。

この記事を書いた人
感動ムービー編集部(株式会社感動ムービー)
公開日: 2026年6月24日 / 最終更新日: 2026年6月18日

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