SNSで毎日発信しているのに、問い合わせが来ない。見積もりを送っても、返事がない。同業者のアカウントに「満員御礼」の投稿が並ぶのを見ながら、「何が違うのだろう」と感じたことはないでしょうか。
独立から数年が経ち、スキルも経験も積んできた。それでも仕事が安定しない、新しい顧客と出会えない。この状況に悩む個人事業主は、思っている以上に多いものです。
多くの方がその原因を「技術不足」や「発信量の少なさ」に求めます。しかし本当の理由は別のところにあるかもしれません。当社がこれまでセミナーを213回開催し、2,000名以上の個人事業主と対話してきた中で見えてきたのは、「人柄と想いが伝わっていない」という共通点でした。
スキルでも価格でもなく、「この人に頼みたい」という感覚こそが選ばれる決め手です。この記事では、その理由と変わるためのヒントをご紹介します。
目次
選ばれない個人事業主に共通する、見えない落とし穴
「自分のことかもしれない」と感じた方に、ここでは率直にお伝えします。選ばれない原因を、多くの個人事業主はスキルや発信量に求めます。しかし当社が1,200人の経営者とセッションを重ねてきた経験から見えてきたのは、もっと気づきにくい場所に共通の落とし穴があるということでした。
発信しているのに問い合わせが来ない状況の正体
SNSで毎日投稿しても反応がない、ブログを書き続けても問い合わせが来ない——そんな状況に悩むフリーランスや個人事業主は、少なくありません。
発信の量や頻度の問題ではなく、「伝わっていないものがある」という視点から考えてみると、何かが変わるかもしれません。届けているつもりの情報が、相手の心に刺さっていない。そういう可能性があります。
「スキルを磨けば選ばれる」という思い込み
資格をもう一つ取れば、技術がさらに上がれば、自然と仕事が入ってくる——そう信じて努力を重ねてきた方もいるのではないでしょうか。
スキルを磨くことは大切です。ただ、それが「選ばれる」ことに直結しないとしたら。開業して間もない頃、あるいは独立から数年が経った今、本質から目を逸らせてしまっているかもしれないと、静かに立ち止まって考えてみてほしいのです。
当社のセッションを通じて感じてきた、依頼先を選ぶ際に影響する要素のイメージを次の図でまとめてみました。
成長とともに依頼が増える
と指名で選ばれる状態
検討の土俵にも上がれない
他と並べて比べられてしまう
人柄・想い・ストーリーを伝えることで、「選ばれ続ける」象限へ。
同業他社と比べてしまうことで深まる悪循環
あの人の方がフォロワーが多い、実績が豊富、発信がうまい——競合と自分を比べているうちに、「自分はダメだ」という気持ちが積み重なっていきます。
比べることで自己否定が強まり、本来の自分らしさが見えにくくなる。その結果、発信内容がぼやけ、問題の解決からかえって遠ざかってしまう。この悪循環の構造を理解するだけでも、抜け出すための一歩になります。
スキルや実績だけでは選ばれない時代になった背景
スキルを磨き、実績を積んできた。それでも「選ばれない」という悩みを抱える個人事業主やフリーランスの方は、少なくありません。
仕事の質も経験も十分なのに、なぜ顧客は他の誰かを選ぶのか。その背景には、購買基準そのものが大きく変わってきたという事情があります。ここでは、その変化が生まれた理由を身近な視点から考えてみます。
「モノ」から「ヒト」へ、購買基準が変わった理由
インターネットの普及により、同じようなスキルや実績を持つ個人事業主・フリーランスが可視化されやすくなりました。選ぶ側にとって、サービス内容だけでは差がつきにくくなっています。
特にコンサルティングやコーチング、デザイン・制作といった無形のサービス領域では、価格や機能の比較だけでは判断しにくいことが多いものです。最後の決め手になるのは「この人に頼みたい」という感覚です。売り手の人柄や想いが選択を左右するのは、こうした専門サービスに顕著な変化だといえます。
2,000名の経営者との対話で見えてきたこと
選ばれる人と選ばれない人の違いは、スキルの差ではありませんでした。
選ばれている方に共通するのは、「なぜこの仕事をしているのか」を自然と語れる力です。1,200名との体験セッションを重ねる中でも、同じパターンが繰り返し浮かび上がっています。
似たサービスが増えた今、決め手は「誰から」だった
同じような内容のサービスが増えるほど、顧客は価格や機能ではなく、頼む相手で選ぶようになります。比較では埋めようのない「信頼感」の差が、そこにはあります。
弊社のセミナーでは、参加した経営者の約7割が「顧客との信頼構築」を最大の課題として挙げました。想いが届く状態をつくることが、選ばれ続ける体験の積み重ねにつながるのです。
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顧客が本当に買っているのは、人柄と想いだという現実
顧客がサービスを選ぶとき、本当に何を見ているのでしょうか。価格や実績一覧を比べる前に、「この人に頼みたい」という感覚が先に生まれることがあります。
ここでは、その感覚の正体と、選ばれる個人事業主になるためのヒントをお伝えします。フリーランスや個人で事業を営む方にとって、人柄と想いを伝えることが最大の差別化につながるかもしれません。
初対面でも「この人だ」という確信が生まれる瞬間
SNSや動画を初めて見た瞬間に、「この人に頼みたい」と感じた経験はないでしょうか。その感覚は、サービスの内容や価格を確認するよりも先に届くことがあります。
価格でも資格でもなく、この人がどんな想いで仕事をしているのかが伝わった瞬間に、確信は生まれます。人柄が自然と滲み出る発信こそが、初対面の距離を縮める力を持っているのです。
実績一覧でも価格でも解決しない信頼の正体
「実績○件」「資格取得済み」——そういった情報を並べても、なかなか問い合わせが増えないと感じている個人事業主は多いものです。信頼は、数字の積み重ねだけでは生まれません。
では、何が信頼をつくるのでしょうか。その答えは、実績の多さではなく、もっと人間的なところにあるように思います。
なぜ始めたのか、何を学んだのかが持つ説得力
仕事を始めたきっかけ、挫折と再起の経験、大切にしている信念——そうした人間としての軌跡が、実績一覧よりも深い信頼をつくることがあります。ストーリーは、理屈ではなく感覚として相手の心に届くからです。
弊社では、経営者の人生ストーリーをイラスト動画にする「感動ムービー®」というサービスを提供しています。「なぜ始めたのか」「何を乗り越えてきたのか」を映像で伝えることで、初めて会う前から信頼が生まれる——そんな変化を、これまで173本(2025年現在)の制作を通じて見てきました。
ストーリーを伝えることが選ばれる個人事業主をつくる
自分のストーリーを言葉や映像で伝えることは、決して難しいことではありません。むしろ、それが選ばれる存在への変化につながる、最もシンプルで力強い方法なのです。
経営者のストーリーが信頼に変わる仕組み
個人のストーリーは、どのようにして見知らぬ人の信頼に変わるのでしょうか。それは、マーケティング理論ではなく、人が人を信頼するときの自然な心理に根ざしています。
信頼は、実績一覧でも価格でもなく、「なぜこの仕事を始めたのか」という想いから生まれます。開業のきっかけ、挫折から学んだこと、大切にしている信念——こうした人間らしいストーリーが、初めて会う前から「この人だ」という確信を生みます。
感覚的にわかりやすく言えば、履歴書ではなく人生が、選ばれる理由になるということかもしれません。
出会う前から「この人に頼みたい」と思わせる伝え方
まだ会ったこともない人に「この人に頼みたい」と思ってもらうには、どうすればいいのでしょうか。
媒体や手法よりも大切なのは「何を伝えるか」という視点です。あなたがどんな失敗をして、何を学び、誰を助けたいのか——その想いを言葉や映像で可視化することが、出会う前の信頼を生み出します。
クライアントから「初めて会う前から、信頼されている感覚があった」という声をいただくことが多いのは、具体的なイメージが湧くように伝えることで、営業の文脈そのものが変わっていくからです。
以下の図で、ストーリーが信頼に変わるプロセスを確認しましょう。
発信
動画が文字の5,000倍の情報量を届けられる理由
動画が文字と比べてなぜそれほど多くの情報を届けられるのか、身近な感覚で説明しましょう。
文字は言葉だけを伝えますが、動画は表情、声のトーン、間の取り方、背景の雰囲気まで、あらゆる情報を同時に届けます。「5,000倍」という数字は、視覚と聴覚を通じて人柄が届く力を表しています。
当社の調査では、動画を見た人の印象は、文字だけの場合と比べて22倍も深く残ることが分かっています。「動画を見てから問い合わせた」という方が増えているのも、この理由からです。
難しくなく直感的に理解できる表現で言えば、動画はあなたの想いを、まるでその場にいるかのように届けられる媒体なのです。
ストーリーを可視化するために大切な3つの問い
自分のストーリーを整理するための3つの問いを紹介します。これは、読者が実際に自分で試せる、実践的な気づきを促す内容です。
1つ目は「なぜ始めたか」。開業のきっかけには、あなたらしさが詰まっています。
2つ目は「どんな失敗をしたか」。挫折から学んだことが、他者との違いを生みます。
3つ目は「誰を助けたいか」。この問いに答えることで、あなたの想いが明確になります。弊社が大切にしている「人は、理解し合うことで幸せになれる」という信念も、この3つの問いから生まれました。
想いを伝えたことで変化が起きた、個人事業主の実例
「自分のことを発信しているのに、なかなか問い合わせが来ない」と感じている個人事業主の方は、思っている以上に多いものです。ここでは、想いを言語化することで問い合わせや売上が実際に動いた事業者の実例をご紹介します。
数字の変化だけでなく、何がそれを生み出したのかという本質をお伝えできればと考えています。
10日で300万円の売上が動いた背景にあったこと
感動ムービー®を導入されたコンサルタントの方が、活用後わずか10日で300万円の売上を達成されました。変わったのは発信の量ではなく、「何を伝えるか」という内容です。
「初めて会う前から、信頼されている感覚があった」というお声が印象的で、ストーリーが可視化されることで営業の文脈そのものが変わっていきます。
以下の図は、「ストーリーが届いていない状態」と「届いている状態」で何が変わるのかを整理したものです。
発信の量ではなく、内容が変わったときに起きた変化
多くの方が「もっと発信しなければ」と量を増やすことに注力します。しかし反応が変わる瞬間は、量が増えたときではありません。
1回のプロモーションで500万円を超えた事例でも、変えたのは発信の頻度ではなく、届けた「想い」の部分でした。
届いていないだけかもしれない、あなたのストーリー
「自分にはたいしたストーリーがない」と感じている方ほど、その言葉の裏に深い経験と想いを持っているものです。
これまで多くの経営者ストーリーを形にしてきた中で、一貫して実感することがあります。伝わらないのは、ストーリーがないからではなく、まだ誰にも届いていないからです。
まとめ
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。「選ばれない」という悩みは、決してあなただけのものではありません。多くの個人事業主が同じ壁に直面しています。この記事が、その壁を乗り越えるきっかけになれば幸いです。最後に、本記事で最もお伝えしたかった重要なポイントを改めてご紹介します。
- 選ばれない本当の理由は技術不足ではなく、あなたの人柄と想いが顧客に伝わっていないこと
- 購買基準は「モノ」から「ヒト」へ変化し、同じようなスキルを持つ人が増えた今、最後の決め手は「この人に頼みたい」という感覚になっている
- なぜ始めたのか、何を学んだのか、誰を助けたいのかというストーリーを可視化することで、初対面でも信頼が生まれ選ばれる存在に変われる
スキルを磨き続けることは大切です。しかし、それだけでは届かない領域があることも事実です。あなたがこれまで歩んできた道のり、乗り越えてきた困難、大切にしている信念——それらすべてが、誰かの心を動かす力を持っています。「自分にはたいしたストーリーがない」と感じているなら、それは伝わっていないだけかもしれません。想いを言葉や映像で届けることで、あなたを選ぶ人は必ず現れます。
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